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私たちは、金武町が主催する金武町青年海外派遣事業という北米、南米4カ国(ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、ペルー)の金武町人会のある国を訪れる研修をきっかけに、若者がつながりあい金武町と海外の金武町人会のために何かしたい!と6年前に大学生3人で活動を始めました。
過去6年間、様々な活動を金武町内外で続けてきましたが、今回ブラジル金武町人会設立50周年に合わせて、ブラジル金武町人会の若者たちと共同で記念冊子を作成し、ブラジルの皆さんへ届け、私たちの活動を沖縄で紹介する会を開きたいと考えています。
毎年行われるブラジル金武町人会の新年会には100人以上も会員が集まり、「ちゃーがんじゅー?」と言葉が飛び交い、エイサーや琉球舞踊などが披露され、沖縄の文化が根付いているように見える町人会ですが、町人会の先輩方や若者たちと話をしていると、世代が進むにつれて若者の町人会への参加者は減り、文化継承などもむずかしくなっているという現実を教えてもらいました。
しかし、その中でも先祖の生まれ故郷の文化を大事にしている若者たちに出会い、「ブラジルで暮らす若い人たちにとっては、アイデンティティはなくても生活できるが、生きていくうえでアイデンティティを自覚する姿はかっこいい」と感じました。
今年、2024年は金武町人会設立50周年という節目の年です。私たちはこの節目の年に、町人会や金武町の先輩方が紡ぎ続けてくれた繋がりに感謝しつつ、冊子を共同作成することで若い世代も新しい形で関係を続けている事を示し、この繋がりをより若い世代に広げていきたいと思い①ブラジルを訪問しお祝いする事②ブラジルの若者と共同で記念冊子を作成すること③ブラジル金武町人会を訪問しての報告会を開催したいと計画しています。
ブラジルの町人会の方々からも、元研修生がくることでお互いの関係がより強固になる!と喜ばれ、今年の初めから元派遣研修生7人で、準備を進めてきました。わたしたちにとって大きな壁となった、資金面を解決するために金武町の補助金なども申請準備をしてきましたが思うようにいかず、渡航メンバーも2人になり、クラウドファンディングをする事にしました。
ブラジル金武町人会と金武町の交流は他の市町村に比べると盛んな方かもしれませんが、若者世代を巻き込んで交流するという点に課題があるように感じます。これは他の市町村や他の移民国も直面する問題でもあると思います。私たちの取り組みが、沖縄の若者と海外の市町村人会の交流のヒントやモデルとなる事を期待します。
(ブラジルの若者とのオンラインミーティング) (ブラジル金武町人会の新年会の様子)
今までに①学びの場づくり②コミュニティづくり③まちづくりの3つの指針をもとに2018年から活動を続けています。これまでに約70名に対して、沖縄移民やキャリアについてのワークショップを行ってきました。
2018年12月 進路講演会 金武町若者交流会~Let's gotogether 金武魂を受け継ぐ若者たち!(自主企画)
2019年8月 町内クリーンアップ金武町若者交流会~ゴミ拾いしたらいいことある説〜(自主企画)
2020年2月 開発教育協会d-lab 自主ラウンドテーブル(認定NPO開発教育協会主催d-lab)
2021年11月 當山久三ロマン ワークショップ(自主企画)
2022年8月 海邦養秀ネットワーク事業 金武町フィールドワーク担当(沖縄県海邦養秀)
2022年12月 JICA研修生への金武町案内
2023年11月 當山久三ロマン ワークショップ(自主企画)
(2023年 當山久三ワークショップの様子)
これまでの活動が、Instagramにあります。写真付きで活動の紹介がされていますので、ぜひチェックしてみてください♪
(https://www.instagram.com/k.wakamonokouryukai?igsh=Z29kd3UxYXkxOHJq&utm_source=qr)
1.背景・想い
2.ブラジル金武町人会について
3.ブラジル移民について
4.インタビュー
5.研修について
まだ、イメージの段階なので内容に変更がでてくるかもしれませんが、集まってきた素材をみていると
とても素敵な冊子ができそう!とワクワクしています。
進捗状況なども、ニュースのページでお知らせしていきますので応援よろしくお願いします。
目標金額を上回るお金が集まった場合は、私たちのこれからの活動に活用させていただきます。
プロジェクトオーナー
金武町若者ネットワーク