解散から復活したうるま市石川ひまわりキッズシアターの自主公演を開催したい!

解散から復活した劇団ひまわりキッズの自主公演をしたい!
プロジェクトオーナー

兼島 拓也(石川ひまわりキッズシアター脚本・演出)

イベント 文化・芸術

107%

  • 現在
  • ¥323,000
  • 目標金額
  • ¥300,000
  • 購入口数
  • 49口
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは2017年9月26日 (火)までに、
300,000円以上集まった場合に成立となります。

 「やるからには、石川地域を飛び出してみんなでもっと有名になってみよう!」
 2017年3月、再結成の意志を確認する呼びかけに集まった約7人の子どもたち。新生「石川ひまわりキッズシアター」の誕生の日でした。

 

地域を大切にし、地域に愛された ひまわりキッズの歩んだ5年間 

 石川ひまわりキッズシアターはこれまで5年間、うるま市石川地域を拠点にして劇の練習をし、ダンスを習って公演を行ってきました。1959年に起こった旧石川市宮森小学校米軍機墜落事故の証言継承活動を行うNPO法人石川宮森630会と、うるま市内の子どもたちの健全育成に取り組むNPO法人りんく・いしかわのもとで、指導者の派遣や資金的なサポートを受けながら、劇やダンスを通して子どもたちの居場所づくりに取り組んできました。
 戦後の沖縄を石川地域から鼓舞した芸人・小那覇舞天さんの足跡や、宮森小米軍機墜落事故のことを中心に劇を演じ、地域にとって忘れてはならない大事な歴史の継承活動の一躍も担っていました。

 

宮森小学校米軍機墜落事故
 1959年6月30日、米軍嘉手納基地所属のF100D戦闘機が、飛行訓練中に爆発、炎上し、パイロットは無事脱出したが、石川市(現・うるま市)の市街地に墜落。機体はバウンドして宮森小学校の校舎に激突し、死者18人、負傷者210人に上る大惨事となった。
(参照記事:宮森小墜落機、前年に重大事故168件 きょう事故から57年:2016年6月30日

小那覇舞天
 戦後の演芸家。歯科医師でありながら、終戦後、石川収容所や落ち込んでいた人々の家をまわり、自作の歌を三線片手に歌って励ました。「沖縄のチャップリン」とも呼ばれる。本名は小那覇全孝。「ヌチヌグスージサビラ(命のお祝いをしましょう)」という言葉で、人々を勇気づけた。

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 宮森小米軍機墜落事故や小那覇舞天などをテーマに現代に連なる「平和」を考えた演劇「私たちの空」の一場面(2017年1月)=うるま市立宮森小学校体育館

 

解散 そして再結成を模索へ きっかけは子どもが放った「ゆるさない」の一言

 ​ しかし、630会とりんく・いしかわの活動も多忙化し、子どもたちを十分に支える体制が整わなくなったため、石川ひまわりキッズシアターは2017年1月の公演をもって解散することになりました。


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 公演も終わって、最後のミーティングのために集まった時。子どもたちから聞こえたのは「やめたくない」「(解散にしたおとなたちを)ゆるさない」との怒りと悲しみが混じった切ない言葉。

 運営に携わってきたおとなたち、そして解散を惜しむ関係者は、少しの希望をもちつつ、今後を模索する会議を開きました。
 

ひまわりキッズがみなさんに寄付をお願いしたい理由

 2017年3月、山城康代会長を筆頭に、新しい事務局長・上間順一と新スタッフを迎えいれ、再結成を宣言。
 呼びかけに応じた子どもたち9人と一緒に、新生石川ひまわりキッズシアターが始動しました。

 

 しかし、これまであった2つのNPO法人からの財政基盤はありません。
 自分たちで資金を確保していく必要があります。
 
 「演劇が上手になりたい!」「歌うのが好き!」「ダンスをしたい!」「ひまわりを続けたい!」という向上心あふれる子どもたちの希望を叶えるため、2018年2月には例年どおり、自主公演も行いたいと思っています。そこでは、1959年の宮森小米軍機墜落事故などを題材とした劇を行う予定です。

 

まずは、石川ひまわりキッズシアターの応援団になってほしい!
わたしたちのことを広めるお手伝いをしていただけませんか?

 ひまわりキッズは沖縄の小さな劇団です。けれど、沖縄の大切な歴史を伝えていると自信をもっています。まずは私たちのことを、もっともっと知ってほしい。

 このYUIMAのチカラで、仲間の輪を広げたいと考えています。

 多い時には20人近く在籍があった劇団は現在9人。新メンバーを募集しています。小学生から高校生まで、学年は問いません。照明や音、小道具などの演出もこった劇に役者としてチャレンジでき、ダンスも上達します。ひまわりキッズの仲間になってみませんか?
 

 そして、応援団を増やすご支援をお願いいたします。

 このYUIMAでも、ひまわりキッズの練習の様子、脚本家の意図などいろいろな情報をお届けします。

 その他に、日々の演劇やダンスの練習のことをSNSで「石川ひまわりキッズシアター」としてお伝えしているので、フォローをしてください!! みなさんが見てくれていることで、ひまわりキッズの励みにもなります。

 Facebook https://www.facebook.com/himawarikids630/

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クラウドファンディングの目的

 そして、大事なクラウドファンディングご協力のお願い。

1、石川ひまわりキッズシアター公演活動維持継続のための公演費用を集めること
2、石川ひまわりキッズシアター活動継続のためのメンバーを集めること
3、石川ひまわりキッズシアター活動継続のための支援団体をみつけること
4、石川ひまわりキッズシアター活動を知ってもらうことで、平和への願いの継承活動自体を知ってもらうこと

 
 この4つの目的の達成するため、石川ひまわりキッズシアターへクラウドファンディングでのご支援をいただけないでしょうか。

 劇団は大小問わず「公演」 となると、音響や照明、会場使用料に多額の費用がかかります。

 

 子どもたちの希望をかなえるため

 将来も演劇やダンスに親しむ子どもたちを育てるため

 地域の歴史を子どもたちの表現活動で継承していくため

 沖縄の演劇文化発展のため

 地域の大切な劇団として存在し続けるため

 

 ご支援をよろしくお願いします。

 
 みなさまから頂いた寄付金、目標額最低30万円は、自主公演の音響・照明費用と会場使用料の一部にあてさせていただきます。もし、それ以上、ご寄付いただけるのであれば、翌年の自主公演にあてさせていただきます。

 

 

石川ひまわりキッズシアターがこれまで伝えてきたこと

 うるま市石川地域を拠点に活動してきた石川ひまわりキッズシアターは、石川地域の歴史や偉人のことを題材に劇をしてきました。ここで、新聞報道記事を振り返る形で石川ひまわりキッズシアターの歩みを、ご紹介させていただきます。

 

キッズ劇生き生き 石川地区の戦後史紹介(2012年12月16日琉球新報) 初舞台 キッズ劇生き生き 石川地区の戦後史紹介(2012年12月16日付 琉球新報)



 
舞天の足跡たどる うるま市民50人熱演(2014年1月6日付 琉球新報)

 

 やんばる乱開発に「異議」 石川ひまわりキッズシアターが音楽劇(2015年2月6日付 琉球新報)



 宮森の事故現場、歩いて思いはせ ひまわりキッズきょう公演(2015年6月22日付 琉球新報)


 「もっと生きたかった」 宮森小事故、劇で再現(2015年6月25日付 琉球新報)



 悲劇 忘れないで 宮森小ジェット機墜落 演じ 伝える(2016年6月23日付 琉球新報)



 集大成の解散公演 石川ひまわりキッズシアター(2017年1月25日付 琉球新報)


 宮森小事故、多角的に表現 ひまわりキッズシアター最終公演(2017年2月19日付 琉球新報)



 2017年1月に一度は「解散」を宣言した石川ひまわりキッズシアター。子どもたちと地域の声に背中を押され、再出発しました。みなさんのご支援をよろしくお願いします。