この度、総額「8,264,000円」(直振込みを含む金額)ものご支援をいただき、本クラウドファンディングの募集は2020年5月24日をもって終了いたしました。県内の感染状況については落ち着いていますが、第二波に備えた支援のためにプロジェクトの支援自体はまだ継続してまいりますので、引き続き医療資材不足のご相談などの情報をお待ちしております。
多くの方々より多大なるご支援をいただきましたことを、この場を借りて心より感謝申し上げます。
ゆいマスクプロジェクトメンバー一同
▶TBS朝のニュース「グッとラック!」のせやろがいおじさんコーナーで紹介されました!
番組参照:https://www.tbs.co.jp/guttoluck-tbs/#seyarogai_box
※銀行にお振込みをご希望の方
お振込前にメールにて、①氏名 ②連絡先 ③住所 ④希望リターンをお送りください。
メール送信先:o.project.maildesu@gmail.com
その後、以下口座にご入金ください。振込手数料につきましてはご負担いただきますようお願いいたします。
なお、お振込みいただいた金額については、ここのクラウドファンディング内の金額には反映されないシステムとなりますことを、あらかじめご了承ください。
沖縄銀行 新都心支店(店番号132)
普通 1551751
ゆいマスクプロジェクト 発起人 玉城潤
~ ゆいマスクプロジェクト~
まだまだ 気を抜けない医療現場支援
『不足による医療従事者の感染を防ぐために、1時間でもはやく』
日々医療資材不足が問題になるとニュースなどで報じられています。2020年4月16日、緊急事態宣言も全国に拡大されました。それでも、不安で泣きながら治療にあたる看護師たち。何日も集中力を切らさずに戦う医師たち。
「ふつうは1日何度も交換する使い捨てマスクを、3日間、使いまわしている」
このプロジェクトは、沖縄県内の医療現場からの切なる声がきっかけで始まりました。
平常時の購買ルートだけでは、十分な量が現場に届かない理由は、 「10倍近い価格の高騰」と「いつもと違う取引先から購入する際の仕入れリスク」です。
そこで、みなさまから広く資金を集め、高騰分やリスク対応にかかるお金を補うことで、1時間でもはやく、医療現場に特殊マスクや防護エプロンなどの資材を届けたいのです。
新型コロナウィルスの影響・被害が広範囲におよぶ中、私たちが再び社会・経済活動を取り戻すためにも、最前線で診断や治療に関わる医療従事者の感染リスクを低減することが不可欠ではないでしょうか?
『医療者(他人)のことを全力で思いやることが、実は、自分と、自分が大切な人たちを、最も助けることになる…。』
記事:「制約理論」から新型コロナ問題を考える( タイムス×クロス 樋口耕太郎のオキナワ・ニューメディア )
プロジェクト詳細について
▶ 1ヶ月6000枚の特殊マスクと1万2000枚の防護エプロンが必要
私たちは、医療業界外の社会人と医療従事者を中心とする有志ボランティアチーム です。
経営者の海外も含めた広範な人的ネットワークで入手ルートを発見し、有志が一時的に費用を立て替えることで、すでに7の医療機関や施設に1万6000枚のマスクを提供しました。
また、現状の全体像を把握するため、チームのつながりで沖縄県内の大規模病院長に直接聞き取りをし、次のようなことがわかりました。(2020年4月24日現在)
新規感染者が減ってきたとはいえ、病院にとってはまだまだ先の長い戦いです。そんな中、平時のルートからの供給がないわけではないものの、不足感が日に日に強まっているとのことです。
直接、医療に携わることができない私たちができること。 それが、特殊マスクや防護エプロンなどの医療資材を届けることだと私たちは考えます。
▶ 1000万円で、マスク2万5000枚とガウン3万枚を支援予定
ゆいマスクプロジェクトの今できること
①マスク・ガウンなどを調達して順次医療機関に届けます。
刻一刻と変わる状況の中で、医療機関と連絡を取り、必要な医療資材を必要な施設へ支援します。
患者さんのケアをする看護師の方々の感染防止に必要なのが個人防護具(PPE)です。これが適切でないと看護師の方が感染してしまいますし、院内感染、ひいては病院機能の停止・医療崩壊に追い込まれます。コロナ対応ではこのような医療資材を大量に使います。
2020年4月20日時点の相場では、目標金額の1000万円でマスク約2万5000枚と、ガウン3万枚の支援が可能です。(※価格の変動により枚数の変動が予想されます)
提供方法は、医療機関・施設の予算、個別の状況に即してその都度、決定します。
皆さまからの支援により、先に1000万円というまとまったお金を用意することで、最小ロットの大きい仕入れや、在庫リスクや不良品リスクを織り込んだ仕入れ、遅延リスクを織り込んだ発注先の分散が可能になります。
② 活動が必要なくなった後の、3つの寄付
上記のような使い方を想定しているため、マスクやガウンの供給が安定し、私たちの活動が必要なくなった後には、お金が残ります。 残ったお金は医療資材の購入にあて、以下の寄付先へと提供させていただきます。
皆さまが最終的に送りたい先を、お申込み時に「その他連絡事項」欄にご入力お願いいたします。その他連絡事項欄でご指定がない場合、Aを選択したとさせていただき対応いたします。
▶ 皆さまへの活動報告について
YUIMAのNEWSか、facebookイベントページを立ち上げてそこで活動内容をアップしていきます。
▶ facebookページ:https://www.facebook.com/yuimask.project/
取り組めば取り組むほど、危機感が増すばかりなのが実情で、皆さまのお力添えをいただき医療の最前線で奮闘する医療従事者へ優先的に支援を届けたいです。どうかご支援の程よろしくお願いいたします。
また沖縄県内の医療・福祉施設などで、お困りの方々がいらっしゃいましたらご連絡もお待ちしております。
▶ 医療機関お問い合わせフォーム
https://forms.gle/P6v8UYAKrqSmyWBA6
※銀行にお振込みをご希望の方
以下口座にご入金ください。振込手数料につきましてはご負担いただきますようお願いいたします。
沖縄銀行 新都心支店(店番号132)
普通 1551751
ゆいマスクプロジェクト 発起人 玉城潤
よくあるお問い合わせ
Q:医療機関では、どのような資材が不足しているのですか?
A:感染症用の個人防護具(PPE)が不足しています。
Q:個人防護具(PPE)とはどのようなものですか?
A:個人防護具(PPE:Personal Protective Equipment)は、感染症等から医療従事者を守るためのマスクやガウン、フェイスシールド、ヘアキャップ、手袋などの総称です。
Q:医療従事者のマスクは、一般的な使い捨てマスクとどう違うのか?
A:医療従事者の中でも感染症対応にあたる方は、N95と呼ばれる高性能のマスクを使用しています。「N95」はNIOSH(米国労働安全衛生研究所)の規格に適合していることを表しています。高性能で高価なマスクであり特殊用途にしか使用されないため、基本的にドラッグストア等の一般向け小売店では販売されていません。
Q:N95マスクは使い捨てですか?
A:本来、使い捨てとされていますが、新型コロナウィルスの感染拡大で世界的に需要が高まっており、多くの国内医療機関において適切な処理をして再利用している状況です。厚労省も新型コロナ感染拡大を受けて、例外的にN95マスクを再利用する場合の留意点等を通知しています。 (参照:https://www.mhlw.go.jp/content/000621007.pdf )
Q:ゆいマスクPJではどのような資材を調達する計画ですか?
A:サージカルマスク、N95マスク、医療用サージカルガウン等を調達する予定です。
Q:医療機関が卸業者を通して資材調達するのはでなく、ゆいマスクPJが資材調達するのはなぜですか?
A:ゆいマスクPJでは、通常時に調達している日本向け工場ではなく、欧州や米国向け工場で生産している代替品も調達しています。卸業者さんが普段取引していない製品や工場へアプローチすることで、資材調達先を増やしています。なお、代替品を調達する場合には、あらかじめ現場で使用できるものかどうか、感染症対応にあたる医療従事者にも製品仕様を確認しております。 (参照:「医療資材をどう調達するのか」)
Q:支援する医療機関を限定しないのはなぜですか?
A:入院病床がある医療機関等に限定せず、県内の医療機関全体を支援することが、地域における医療崩壊を抑止することにつながると考えています。また、複数の医療機関の必要資材をまとめることで、発注ロットサイズ(1回の取引量)を大きくできるというメリットもあります。
※資材メーカーが、効率性の観点から、大きいロットサイズの注文を優先する傾向がある。(輸送回数が少なくなるため、発送にかかる管理・梱包作業などが少なくなるため)
Q:医療機関は資材調達でどのような負担が増えているのか?
A:感染症対策用資材の価格が激しく変動(上昇)するため、発注手続きに関する負担が増えています。通常時と違って、見積取得して(価格提示されて)から購買決裁に時間がかかると、その間に価格が上がっているケースも頻繁にあります。
Q:医療機関へ資材の寄贈ではなく、原価での提供を行うのはなぜか?
A:医療機関に聞き取りをした結果、資材調達にかかる費用は、必要な手続をすれば予算増額も可能とのことでした。つまり、医療機関はお金が足りなくて困っているわけではなく、価格が激しく変動するため迅速な判断を迫られることが負担となっていました。ゆいマスクPJが調達した原価で医療機関へ提供できるようにすることで、購買手続き中に価格変動するリスクがなくなります。ただし、何らかの理由で予算の増額が難しい医療機関には、ゆいマスクPJで一部費用を補填して、必要な資材が不足しないよう支援します。
Q:医療機関へ原価で提供すると、資金が減らないのではないか?
A:みなさまから寄せられた資金をなるべく減らさずに、運転資本として活用する(資金を何回転もさせる)ことが、長期間安定的に資材を調達することにつながるため、医療機関への原価提供を基本としています。ただし、何らかの理由で原価で引き取りが難しい医療機関には、ゆいマスクPJで一部費用を補填して、必要な資材が提供できるようにします。
プロジェクトメンバー・応援隊
私たちは、医療従事者の教育事業を中心に行なっている医療業界チームと、沖縄の未来について考える勉強会を行なっている異業種チーム(医療関係者含む)の2つで構成されています。また、その他にも多くの方にご支援いただきながら成り立っています。この場を借りて感謝申し上げます。
国や県に頼り切りではなく、自分たちの身の回りにある課題解決に小さくても取り組もうと、声を上げたメンバーのもと活動が始まりました。『医療従事者×異業種』だからこそできる活動が、ゆいマスクプロジェクト発足のきっかけとなっています。
この活動において配送を除き、打ち合わせなどは原則すべて非対面で行い、感染拡大防止にも最大限配慮した対応で進めています。
プロジェクトオーナー
ゆいマスクプロジェクト