白梅之塔の周辺環境を修繕・整備したい!プロジェクト

白梅之塔周辺修繕プロジェクト
プロジェクトオーナー

若梅会

挑戦する人 教育・福祉 地域活性化

156%

  • 現在
  • ¥2,949,000
  • 目標金額
  • ¥1,880,000
  • 購入口数
  • 401口
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。
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若梅会活動

若梅会だよりを発行しました

2022年01月12日 22:22

若梅会活動

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若梅会だより      2022年1月発行
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●若梅会の活動についてご報告します。
 
【語り継ぎ リアル編】
 コロナ禍の影響で、沖縄県を訪れる観光客数はコロナ前に比べ約3分の1に激減しました。修学旅行も中止や延期が相次ぎ、発足以来中山きくさんから平和学習の講話を少しずつ引き継いでいた若梅会でも、講話やガイドの機会がほとんどなくなってしまいました。そんな中、2021年秋から年末にかけて、少し感染状況が落ち着いた合間を縫うように、数校の講話やガイドなどを行いました。
 
【語り継ぎ オンライン編】
修学旅行が中止や延期となった学校向けに、オンラインで白梅学徒隊の沖縄戦を語り継ぐ活動を行っています。 また、その学校の教員との事前の情報共有によっては、現場での学習との使い分けが可能となり、より高い学習効果が得られることに手ごたえを感じています。
11月30日には、クラウドファンディングで1万円以上のご支援をいただいた方へのオンラインガイドを実施しました。2022年3月いっぱいの予定で、アーカイブ動画を限定公開中です。
 
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↑オンラインガイドの一幕
 
 
【マチドーヌティラ(通称:下の壕)への立ち入りをご遠慮いただいています】
2021年11月、平和学習の場として活用されていたマチドーヌティラ(通称:下の壕/白梅之塔に向かって右側にあります)で、岩の崩落があったと国吉自治会から連絡がありました。ここは元々、旅の安全祈願や赤ちゃんが生まれた際に拝みに来る場所。国吉集落で拝所として大切にされてきたガマです。拝みに来る人はもちろん、修学旅行や平和学習で訪れる人が万一ケガでもしたら大変。そこで自治会と協議の上で、若梅会が入口にロープをはることにしました。
糸満市内にはガマ(天然の鍾乳洞)が200カ所以上あるとされます。戦争遺跡である以前にそもそもは地域の伝統文化をはぐくむ場である例も多く、今後の利活用について行政の支援が必要となるでしょう。八重瀬町や南城市など、危険のないようガマを整備し、平和学習の場や観光資源として活用している例がいくつもあります。若梅会としても戦争遺跡の利活用という視点から、粘り強く行政に働きかけたいと考えています。
 
NHKの全国ニュースでも報道されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211212/k10013385361000.html?%3Futm_int=news-new_contents_latest_004&fbclid=IwAR3itwKU3ae5ltWBe_FNjsf2AvE7YeEn1KnWmaFehhEN11rBDxRT8IYmaVo
 
 
【工事終了のお披露目会を実施しました】
2021年12月4日、沖縄県内の感染状況が落ち着いていたタイミングで、白梅同窓会役員の皆さまに、修繕工事終了のお披露目会を行いました。
中山きく会長をはじめ、武村さん、岸本さん、我喜屋さんも大変喜ばれ、感激されて涙を浮かべられる一幕もありました。これも、ご支援・ご寄付をいただいた全国の皆さまのおかげと、私ども若梅会も大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 
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なお、当日の様子は琉球新報、沖縄タイムスでも報じられました。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1434124.html
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/874276
 
 
【年末の清掃を行いました】
2021年12月31日、若梅会有志で白梅之塔まわりの清掃を行いました。白梅之塔に飲み物や食べ物をお供えされた後、そのままにして行かれる方がいらっしゃいます。お気持ちはありがたいのですが、パッケージの中で腐ってしまったり、猫や鳥等が食い散らかしてしまう場合もあり、衛生的とは言えません。フードロスを防ぐ意味でも、お供えされたものは、その場でウサンデーしていただくか、お持ち帰りくださるようお願いします。
 

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※ウサンデーとはお供えのお下がりを、その場で共に食す、「直来(なおらい)」と似た習慣です。
 
 
●ご寄付、ご支援ありがとうございました!
~クラウドファンディングによる工事の進捗状況~
中央の通路(参道)が広くなり、階段へのアプローチも歩きやすくなりました。全体的に明るくなった印象です。 大がかりな工事はこれで終了ですが、今後、説明版の設置、名刺受けの修理などを行う予定です。 おかげさまで、2022年の慰霊祭は、さらにバージョンアップした状態で迎えられそうです。
 
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↑工事前の参道(中央通路)
 
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↑工事後の様子
 
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↑工事前の様子
 
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↑工事後の様子
 
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↑コンクリートをはがし、雨水浸透マスを掘って雨水を地下へ逃がすよう工事をしていただきました。上の写真中央で、通路の両側にある白っぽい石を敷いている場所が雨水浸透マスです。これで慰霊祭の時に雨が降っても、ひどい水たまりやぬかるみができる心配がなくなりました。
 
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↑掘ったばかりの雨水浸透マス。琉球石灰岩の岩盤が見えています。
 
 
【スロープを直し、手すりを設置】
入り口部分の急だったスロープをなだらかに造成し直しました。これで車いすや杖歩行でも安心してお越しいただけます。 下の写真は、なだらかになったスロープに新しく設置した手すりと車止めのポールです。塔に向かって右側の段差をなくし、ここで転倒する可能性を極力減らしました。
 
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↑スロープ造成中
 
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↑手すりを設置しました
 
 
【供物台の下もバリアフリー状態に】
供物台の下は雨水がたまり、御影石がツルツルすべって危険だったので石ははがし、雨勾配をつけてコンクリートを打ちました。段差もなくし、雨の日が降っても安心して焼香できるように工事をしてもらっています。
 
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↑すべって危ないので段ボールを敷いています。(2021年の慰霊祭)
 

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↑土台部分を撤去しコンクリートを打設。
 
 
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↑できるだけ段差をなくしました。
 
 
 
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記名碑・初代白梅之塔の手入れをしました

2021年06月16日 20:00

若梅会活動

クラウドファンディング2日目の6月16日。 今日は白梅之塔の記銘碑と、初代白梅之塔にペンキを入れてきました。 記銘碑には、白梅学徒隊として戦没した22人をはじめとする、学校の教職員や白梅同窓会...