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こんにちは、監督の宮平です。
リターンの一つ、組踊小道具手拭いについて書きます。
今回のクラウドファンディングを行うにあたって、何かスペシャルなものを・・・と考えたのがこの一品。
「組踊小道具手拭い」です。
その名の通り、組踊に出てくる大道具や小道具の色々をモチーフにした手拭い。
鑑賞のお供に・・・と思っていますが、手拭いは撮影現場でも、タオルよりもかさばらず首を日焼けから守り、乾きやすく汗拭きにも重宝しますので(笑)リターンを手拭いを選びました。
小道具・大道具の参考にさせていただいたのは、文化デジタルライブリー琉球芸能編 組踊 。
「手拭にある小道具がどの演目に使われているのか?」とサイトを眺めてだけでも面白いと思いますし、
組踊の主な演目の見どころや、詳しい物語を知ることができます。
ぜひ鑑賞の際の参考になさってください。
ちなみに、モチーフの中で一番多く描いたのはもちろん「孝行の巻」。
立て札や、映画タイトルのロゴのモチーフににもなっている「サン」など、特徴的な小道具が多く、描きごたえがありました。
「サン」は沖縄でのお守りとでもいいましょうか。
私の祖母も、お弁当など、人に持たせるものには必ずサン結びにした葉っぱやビニールの紐をお守りにいれてくれました。
「孝行の巻」でも、占い師である「時の大屋子(うふやく)」が祈祷の際に使用しています。
演者(立方)さんに聞いた話ですが今でも地域でのお祈りが盛んな沖縄では、
「孝行の巻」を鑑賞したお客様から、サンの結び方についてツッコミが入った事もあるとか・・・。
沖縄ならではですね。
さて、「シネマ組踊 孝行の巻」のクラウドファンディングものこり10日を切りました。
この挑戦がなければ映画の存在を知る人も少なかったと思うので最後まで諦めずに頑張ります。
ぜひ応援よろしくお願いします。
プロジェクトオーナー
株式会社ククルビジョン