【NEXT優良県産品エントリー】OKARAちんすこう SDGs商品を展開したい

【NEXT優良県産品エントリー】OKARAちんすこう SDGs商品を展開したい
プロジェクトオーナー

株式会社照屋食品

地場産 フード 挑戦する人 プロダクト

101%

  • 現在
  • ¥507,000
  • 目標金額
  • ¥500,000
  • 購入口数
  • 112口
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。

こんにちは


この度、沖縄県優良県産品推奨事業NEXT部門にエントリーした、
株式会社照屋食品と申します。


照屋食品は今年で創業54年を迎えます。
豆腐製造業として地元 那覇市首里に工場を構え、
伝統的な製法による豆腐や豆腐加工食品を製造してきました。


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1960年代、創業者の照屋寛輝は、当時たくさんの女性商売人でひしめく豆腐売りには珍しい男性経営者で、周りが豆腐を頭に載せて売り歩くスタイルの中、「これからの時代は車だ!」と早々に車輌を購入し、現在の南風原や与那原へと豆腐を売りにまわります。
そのうちに女性たちは豆腐売りを畳み、照屋は順調に豆腐製造業を拡大させたのです。
中でも創業以来作り続けてきた「首里とうふ」は弊社の看板商品であり、首里はもとより沖縄の島豆腐文化を長いあいだ支えてきました。


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以来、学校給食や病院、福祉施設など業務用の豆腐製品を多く取り扱い、特に衛生管理や納品形態が厳しく問われる学校給食においては、弊社独自のシステムと加工の注文における丁寧な対応が評価され、現在では南は糸満、北はうるま市まで多くの受注を担っております。



豆腐屋が抱える問題


毎日たくさんの豆腐を製造する豆腐屋には長年の課題がありました。
それは、豆腐製造業において避けることのできない、毎日大量廃棄される大豆の搾りかす「おから」です。
豆腐は通常、大豆を水に浸してすり潰した「呉(ご)」を作るところから始まります。
そしてその生呉を濾して「豆乳」と「おから」に分けるのですが、その後にがりや塩水を加えて豆腐となる「豆乳」に対して、おからが製品になる量はごくわずかであり、毎日ドラム缶で数トン分が産業廃棄物として費用をかけて処分されているのです。


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しかし、おからは高タンパクで食物繊維、大豆イソフラボンをたっぷり含む栄養価の高い食品です。
こんなに栄養価の高いおからを捨ててしまうなんて、なんてもったいないんだろう。
世の中でSDGsが盛んにさけばれる中、食品ロスを減らしたい。なんとかこのおからを捨てずに生かすことができないだろうか。
という想いから、おからの有効活用を模索する日々が始まりました。




運命の出会い


そんな時、地域の中小企業を支援するデジタルツール「Big Advance(ビッグアドバンス)」に出会います。
ビッグアドバンスとは、全国の金融機関が連携して地域企業の経営を支援するサービスで、支援のひとつであるビジネスマッチングにより繋げていただいたのが、同じく地元首里に店舗を構える「伝承二百年 琉球菓子本舗 新垣カミ菓子店」でした。
当時、首里城火災や新型コロナウイルスの影響、さらには原材料高騰が重なり、観光客に頼らない形での販路拡大が課題だった新垣カミ菓子店。
対して、おからの廃棄を減らし、さらなる商品開発を目指していた弊社の課題が見事に合致したのです。


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「OKARAちんすこう」の誕生


早速、業務提携を行うことになった新垣カミ菓子店と照屋食品で、商品開発が始まりました。
琉球伝統菓子である「ちんすこう」の小麦粉の一部におからを配合することが決まり、その配合率を決めるべく何度も試作を繰り返し、最終的には小麦粉に対しておからを4%配合することに決定しました。


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通常のちんすこうにおからを配合することにより、大豆の栄養成分である食物繊維、大豆イソフラボンをたっぷり含み、サクサクとした食感が自慢の「OKARAちんすこう」がこうして誕生したのです。

製品化された「OKARAちんすこう」は弊社の強みでもある学校給食でも提供され、子どもたちからは「サクサクしてとても美味しい!」と大変好評です‼


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SDGs商品の展開


学校給食での提供、一般販売が始まった「OKARAちんすこう」。
今後はさらに量販店、ECサイトでの展開を広げていきたい。
また、世界中で持続可能な社会が求められる今、「OKARAちんすこう」に続く第2弾、第3弾の商品を開発し、SDGsの取り組みを加速させたい!と考えております。

さらに、いずれは空港や量販店、百貨店などにSDGsコーナーを作り、弊社のみならず様々な企業を巻き込んで沖縄県を、そして豆腐製造業界全体を盛り上げていきたいのです‼




クラウドファンディングで集まった資金の使い道


これからさらにおからや豆腐、豆乳を使用したSDGs商品の展開をすべく「OKARAちんすこう」の第2弾、第3弾の商品を開発予定です。
今回クラウドファンディングで皆さまからご協力いただいた資金は、商品開発に関する宣伝広告費やパッケージ費用として活用させていただきます。
皆さまのご支援、どうぞよろしくお願い致します!