沖縄の未来のために、基地返還後の街づくりについて研究します!

琉球大学 駐留軍用地跡地利用研究チーム
プロジェクトオーナー

沖縄とドイツにおける駐留軍用地跡地利用プロジェクト

挑戦する人 教育・福祉 地域活性化

45%

  • 現在
  • ¥248,500
  • 目標金額
  • ¥550,000
  • 購入口数
  • 69口
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。
 

研究チームの紹介 

 私たちは、琉球大学の様々な専攻から選抜された学生6名による、「駐留軍用地跡地利用研究チーム」です。沖縄の米軍基地が返還されたとき、その広大な土地を利用してどのような街づくりをしていくのかを検討し、今後の沖縄の跡地利用事業を円滑に進めるための一歩となれるよう、日々研究を行っております。
 そして、この研究はDAAD(ドイツ学術交流会)主催の、"PAJAKO(パヤコ/Partnerschaften mit Japan und Korea)"の一環として行われております。PAJAKOとは、日本とドイツの大学間で学生や研究者の相互派遣を推進しているプログラムであり、私たちは今回、ドイツのハンブルク大学と共同して跡地利用研究を行っております。そして、今年の9月にはドイツへ渡り、実地調査を行う予定となっております。

 ここで、研究チームのメンバーをご紹介します。


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☆前列左から、
 山城志穂(人文社会学部 国際法政学科 法学プログラム2年次)
 大城和輝(法文学部 人間科学科 社会学専攻課程3年次)
 北村徹(法文学部 国際言語文化学科 ヨーロッパ文化専攻課程3年次)
☆後列左から、
 根波朝崚(国際地域創造学部 国際地域創造学科2年次)
 ティル・ヴェーバー教授(ドイツ語・ドイツ文化専攻)、
 西圭介講師(西洋経済史専攻)、
 堤春菜(法文学部 総合社会システム学科 経済学専攻課程3年次)
 高良琉海子(法文学部 国際言語文化学科 ヨーロッパ文化専攻課程3年次)


 以上、学生6名と教員2名により構成されています。ゼミとは違って、様々な専攻の学生・教員が集まっていますので、テーマについて多角的に考察できることが私たちのチームの特徴です。学生各々が自身の得意分野や強みを最大限に活かすことにより研究に更なる深みを生み出しています。
 

沖縄の未来のために、基地返還後の街づくりについて研究します!

 例えば、普天間飛行場が返還されたとき、その広大な土地にどのような街づくりをしていくでしょうか?
そして、誰がその街づくりを行うのでしょうか?住民か、行政か、それとも企業か? 
 私たちの跡地利用研究は、この2つの疑問点から出発しました。
 沖縄の米軍基地問題を巡る議論は活発に行われていますが、基地返還後の跡地利用については未だ研究が進んでいないのが現状です。沖縄の米軍基地は徐々に返還されつつあり、戦後から現在にかけ米軍基地のおよそ35%は既に沖縄に戻ってきました。今後は、普天間飛行場をはじめ、キャンプ瑞慶覧、牧港補給地区などの、大きな面積を占める米軍基地の返還が予定されています。これらの跡地利用をどのように進めていくのか、そして誰が主体となって跡地利用を行うのか、私たちはこの2つに焦点を当てて研究を行い、”学生が考える良い街づくり”を皆さんに発信していくことを目標としています。

 

今までの研究概要

 この跡地利用研究は、私たち琉球大学とドイツのハンブルク大学による共同研究です。今年の3月にはハンブルク大学から7名の学生と1名の教授を琉球大学に招き、およそ1ヶ月間、沖縄の跡地利用の事例について調査を行いました。
 私たちは、数ある実例の中から3つ(金武町のギンバル訓練場跡地、北中城村の泡瀬ゴルフ場跡地、那覇市新都心地区の牧港住宅地区跡地)の事例に焦点を当てて、軍用地返還後から計画完了までのプロセスについて、当時の資料収集や関係者へのインタビューを通して調査を行い、研究を進めてきました。
 今まで行ってきた研究の詳しい内容はニュースとして投稿致します。
☆調査の様子を琉球新報さんに取り上げて頂きましたので、こちらもぜひご覧下さい。
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-893530.html

☆金武町役場にて、職員の方へのインタビューを行いました。

/data/project/534/project_owner.jpg☆調査結果のプレゼンテーションの様子
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9月にドイツで実地調査を行います。

 私たちは9月にドイツへ渡り、およそ1ヶ月間実地調査を行います。その内容として、まずドイツの跡地利用の事例を調査すること(軍用地返還後から計画完了までのプロセス)、そしてその跡地利用は、地域住民、行政、企業にとってどのようなメリット・デメリットをもたらしたのか調べていきます。地域住民の皆さんにアンケートを行い、跡地利用に対する意識について質問に答えてもらいます。
 もう一つ、とても重要な調査があります。それは、"BImA(ビーマ/Bundesanstalt für Immobilienaufgaben, abbreviated)"というドイツの連邦不動産公社でのインタビューです。BImAとは、簡潔に言うと第三者委員会のような機関であり、跡地利用の際に、地域住民、行政、民間企業の仲介役を担っています。BImAによって、3つのアクターのメリット・デメリット、意見や要望等の調整を行い、計画を円滑に進めていくことができるシステムが構築されています。このような機関は沖縄にはないものなのでとても画期的で興味深いと考えております。BImAについて更なる理解を深めるべく、私たちは実際に職員の方にインタビューを行い、BImAのシステムを解明していきたいと考えています。
 ドイツの跡地利用の事例についての調査、地域住民へのアンケート、BImA職員へのインタビューを通して、ドイツにおける跡地利用の実態を調べ、沖縄の事例との比較研究を行っていきます。ドイツは、沖縄に比べて駐留軍用地の返還率が高く、より多くの跡地利用が行われてきたため、その経験は沖縄よりも豊富です。跡地利用先進国で様々な調査を行うことは、今後の沖縄の跡地利用事業の参考になるのではないかと考えています。
 跡地利用研究は、今後の沖縄にとってとても重要な研究であります。私たちがその先駆けとなって研究を行い、また、研究結果を資料冊子、論文、展示会等で発表することによって、跡地利用研究の重要性を皆さんに発信していきたいと思います。
 研究の進捗状況を随時ニュースに投稿致しますので、ぜひご覧下さい。

 

ご支援のお願い

 琉球大学からは、ドイツでの実地調査にかかる費用の資金援助が一切ありません。そのため、ドイツへの渡航費、現地滞在費、研究費、その他諸費等を、私たち学生自身で負担しなければならないのが現状です(宿泊費はDAADからの補助があります)。学生という身分もあって、渡航費、滞在費の負担で精一杯となっております。そこで、今回私たちはクラウドファンディングにて資金集めをすることと致しました。
 私たちは、研究費を支援して下さる方を募集しております。私たちの研究に、どうか手を差し伸べて頂けませんでしょうか。沖縄のより良い跡地利用のために意義ある研究を行ってまいりますので、皆さんの温かいご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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目標金額55万円の内訳

 ドイツ(ベルリン)での交通費(学生6人分) 164,296円
 ドイツ(ベルリン外)での交通費(学生6人分) 22,000円
 アンケート調査費 102,020円
 インタビュー用カメラ等の機材運搬費用 50,000円
 ドイツでの説明会開催費(2回分) 70,000円
 研究展示会準備費 50,000円
 研究展示会の入場券(ポストカード) 3,684円
 (YUIMA手数料 88,000円)
 合計:550,000円

 

返礼品とその説明

☆Wolfbräu ドイツビール(一口2,500円)・ビールグラス(一口5,000円)
 ドイツクラフトビール専門店Wolfbräuさん提供のドイツビールと、ドイツ社製ビールグラスを返礼品としてご用意しております。Wolfbräuさんは店舗と併設でビール製造工場があり、沖縄では数少ない、本格クラフトビールを醸造しているお店です。今年那覇市首里にてオープンし、7月からビールの醸造をはじめています。新聞や雑誌でも取り上げられており今とても話題のお店です。沖縄ではなかなか味わうことのできないドイツビールをぜひお楽しみ下さい。また、Wolfbräuロゴ入りビールグラスは、店長さんこだわりのドイツ社製品です。
    口数が確定後に発注致しますので、12月上旬頃のお届け予定でございます。


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☆研究展示会・意見交換会の入場券(学生:一口500円 社会人:一口1,000円)
 12月上旬(予定)に、琉球大学にて、研究成果の報告も兼ねて研究展示会と意見交換会を開催します。展示会の入場券は学生500円、社会人1,000円でご用意しております。入場券は、ベルリンの素敵な景色を収めたポストカードタイプとなっております。なかなか見ることのできない、ドイツの駐留軍用地やその跡地利用後の写真、アンケート結果をもとにしたデータ等、様々な展示を行う予定です。また、同日開催の意見交換会には、私たちの研究の特別アドバイザーである個性と専門性溢れる社会人の方々にご参加頂く予定です。沖縄の未来について熱い議論ができる場となっておりますので、多くの学生の皆さん、様々な業界・専門の社会人の皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

☆6月末に行われた中間報告会・意見交換会の様子

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☆資料冊子(一口5,000円)
 私たちの研究成果についてまとめた資料を冊子にして、皆さんにお送り致します。今まで行ってきた沖縄の跡地利用の事例についての調査と、9月にドイツで行う実地調査、そして両地域の比較研究と、私たち学生が考えるより良い街づくりについてまとめた資料です。冊子になっているので、永く保管頂けます。研究展示会・意見交換会へのご参加が難しい方は、研究資料冊子をぜひご検討下さい。
 

☆特別アドバイザー(一口50,000円) ※研究展示会の入場券・研究資料冊子も含まれております。
 私たちの研究にアドバイスをして下さる方を募集しております。私たちは知識や情報が足りていない部分がございますので、様々な業界・専門の社会人の方々からのアドバイスやご意見を頂きたいと思っております。より良い研究を進めていけるよう、私たちにぜひ皆様のお力をお貸し下さい。特別アドバイザーにご応募頂いた方には私たちからご連絡致しますので、実際にお会いしてお話できたらと思っております。
〈アドバイザーにご応募頂く際のお願い〉
 1.研究の枠組の中でのアドバイス・ご意見をお願い致します。
 2.政治的なお話には関与致しませんのでご了承下さい。

 

お問い合わせ

お電話:080-3955-3316 (根波朝崚)
E-mail:rkpajako2019@gmail.com

〈銀行口座でのご入金も受け付けております〉
お振込先:琉球銀行 南風原支店(604) 口座番号616835
     琉球大学駐留軍用地跡地利用研究チーム(代表者 山城志穂)

※銀行口座にてご入金頂いた皆様、
 お振込み後、rkpajako2019@gmail.comまでメールを送って頂きますようお願い致します。
 メールには、①お名前(フリガナ) ②お電話番号 ③返礼品のお届け先ご住所 ④ご希望の返礼品 ⑤ご購入口数 ⑥ご入金日付 以上6項目をご入力お願い致します。メールとご入金が確認でき次第、根波または山城から返信を致しますので、これをもってご契約成立となります。



皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。